新規事業の創出

概要

私たちの社会を取り巻く状況は、日々刻々と移り変わっています。ビジネスもまた、社会環境の変化に伴って形を変えていくことが必要です。三井物産プロジェクトソリューションでは各業界や金融機関とのネットワークを活用し、新規事業のスキーム組成から、ファイナンス、開発、運営までをトータルサポート。時流に合った事業性の高いビジネスを生み出しています。

新規事業スキームの例

  • 事例:オンサイトPPA・オフサイトPPA

    脱炭素社会実現に向けた世界的な潮流を受け、増える再生可能エネルギー電源調達の需要。当社はFIT制度導入初期から蓄積した太陽光発電事業開発・運営ノウハウや三井物産グループの電力物流ビジネス等を活用し、お客様に長期安定的な再生可能エネルギー電力供給を行うPPA(*1)事業に取り組んでいます。第三者が設備所有するPPA事業は、お客様の初期投資不要、且つ、設備管理の手間なく電力調達を行えます。お客様の敷地内に設備を設置するオンサイトPPA、適地が無い場合は遠隔地に設置し需要地に送電するオフサイトPPA等、最適なソリューションを提供します。

    (*1)PPA : Power Purchase Agreement(電力販売契約)

  • 事例:高圧受電・太陽光発電サービス

    全国展開の小売チェーンの複数店舗に高圧受電・太陽光発電設備を設置し、電気料金・使用量削減につながるサービスを提供しています。保守メンテナンスの窓口として工事会社・リース会社・保険会社・保安協会との調整を一括で行うワンストップサービスを展開。これら会社との緊密な連携により、トラブルが生じた際も迅速な対応が可能です。このサービスにより、お客様の負担を軽減し、全国・広範囲において常に質の高いサービスを提供します。

  • 事例:燃料アンモニア

    発電分野等での燃料利用で注目が集まるアンモニア。当社は、今までインフラ・機械商社として蓄積したノウハウや三井物産グループの各種知見・ネットワークを活用し、様々な領域のステークホルダーとの連携により、燃料アンモニアの供給拠点の計画策定から設備の建設・運営・保守メンテナンスまで、案件開発の各フェーズで最適なソリューションを提供します。

  • 事例:CCS

    低・脱炭素社会の実現に不可欠なCO2回収・貯留技術(CCS)。発電所や製鉄、セメント、石油化学、化学工場などから排出されるCO2を回収し、CO2を通さない遮へい層下に地下貯留するためには、大型のCO2回収設備や圧縮機などが必要となります。今までインフラ・機械商社として蓄積してきたノウハウや三井物産グループの各種知見・ネットワークを活用し、様々な領域のステークホルダーとの連携により、CCSの計画策定から設備の建設、運営・保守メンテナンスまで、案件開発の各フェーズで最適なソリューションを提供します。