株式会社エフピコとの中部3拠点屋根上太陽光発電所の電力購入契約(PPA)締結
三井物産プラントシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷垣匡輝、以下「MPS」)及び株式会社エフピコ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤守正、以下「エフピコ」)は、2021年2月1日付「使用済み容器リサイクルによるカーボンオフセット実現に向けエフピコと三井物産グループが屋根上太陽光発電の協業開始」に基づき、下記の同社中部3拠点向けの電力購入契約(以下「PPA」、*1)を締結したことをお知らせします。
これにより、同敷地内の中部リサイクル工場で使用する電力の全量相当の再生可能エネルギーを調達可能となり、同工場における再生原料製造工程でのCO2排出量がゼロになります。
また、本件は2022年3月に商業運転を開始したエフピコの関東エリアにおける屋根上太陽光発電所(2022年3月10日付「エフピコ関東エコペット工場・関東八千代工場屋根上太陽光発電所の完工・商業運転開始」)に続くものであり、同社は今後関西エリアにおいても屋根上太陽光発電所の設置を展開予定です。
MPSは累計約307MW(パネル容量)の太陽光発電所を開発・運営管理しています。メガソーラーの新規開発だけでなく、建設・運転中のセカンダリー案件買取や企業様向けの電力使用料削減や省エネ貢献に資する電力供給サービスなど、これまでの実績と経験を活かして幅広い取り組みを推進しています。
本事業のようなオンサイトPPA(*2)は初期投資が不要で、メンテナンス等の手間もかからず、脱炭素化に向けて短期間で実現できる需要家様にとって有効な取り組みであると認識しております。更に加速化していく脱炭素の流れの中で、MPSではこの様な企業様向け取り組みにも注力しており、オンサイトPPAに加えてより大規模な再生可能エネルギーを共有可能なオフサイトPPA(*3)の検討も進めています。
三井物産が掲げるサステナビリティ経営を推進し、グループの一員として今後も太陽光を中心に風力・バイオマス・小水力なども含めた再生可能エネルギー発電事業全般の開発・運営に積極的に関与して、低炭素化社会の実現に多様な角度から貢献していきます。
中部エコペット工場 |
中部ハブセンター |
合計 |
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第1センター 第1棟 |
第1センター 第2棟 |
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所在地 |
岐阜県輪之内町 |
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発電容量 |
509kW |
749kW |
568kW |
1,826kW |
年間CO2削減量 |
約 225t-CO2 |
約 332t-CO2 |
約 252t-CO2 |
約 809t-CO2 |
契約運転開始予定日 |
2022年10月末 |
*1 PPA(Power Purchase Agreement):電力会社等のPPA事業者が需要家様の敷地や屋根などを借り受け、太陽光発電設備を設置し発電した電力を需要家様に販売する事業モデル。
*2 オンサイトPPA:需要家様の敷地内(屋根上や遊休地等)を活用し、太陽光発電所を設置して電力供給を行うサービス。
*3 オフサイトPPA:需要家様の敷地外の遠隔地に太陽光発電所を設置して、電力網を通して電力供給を行うサービス。
<本リリースに関する問い合わせ先>
三井物産プラントシステム株式会社 次世代事業開発本部
TEL : 03-6218-3165
Email: mps-TKZPA-solar@dg.mitsui.com