エフピコ関東エコペット工場・関東八千代工場屋根上太陽光発電所の完工・商業運転開始
三井物産プラントシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷垣匡輝、以下「MPS」)は、2021年7月19日付「株式会社エフピコとの電力購入契約(PPA)締結のお知らせ」にて公表しました、株式会社エフピコ(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：佐藤守正、以下「エフピコ」)との電力購入契約(以下「PPA」、*1)に基づき、関東エコペット工場及び関東八千代工場の屋根上に設置を進めていた太陽光発電所を2022年3月10日に完工し、商業運転を開始しました。
両工場の屋根上発電所は商業運転開始をもって、MHCユーティリティーイノベーション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 松本義法)に譲渡され、同社がPPA事業者として事業期間の発電所運営を行います。またMPSは引き続き両発電所の事業運営を支援します。
MPSは累計約307MW(パネル容量)の太陽光発電所を開発・運営管理しております。メガソーラーの新規開発だけでなく、建設・運転中のセカンダリー案件買取や企業様向けの電力使用料削減や省エネ貢献に資する電力供給サービスなど、これまでの実績と経験を活かして幅広い取り組みを推進しております。
本事業のようなオンサイトPPA(*2)は初期投資が不要であり、メンテナンス等の手間もかからず、脱炭素化に向けて短期間で実現できる有効な取り組みであると認識しております。更に加速化していく脱炭素の流れの中で、MPSではこの様な企業様向け取り組みにも注力しており、オンサイトPPAに加えてより大規模な再生可能エネルギーを共有可能なオフサイトPPA(*3)の検討も進めております。
三井物産が掲げるサステナビリティ経営を推進し、グループの一員として今後も太陽光を中心に風力・バイオマス・小水力なども含めた再生可能エネルギー発電事業全般の開発・運営に積極的に関与して、低炭素化社会の実現に多様な角度から貢献していきます。
| 発電所名 | 関東エコペット工場 | 関東八千代工場 |
| 所在地 | 茨城県結城郡八千代町 | |
| 発電容量 | 約1.4MW | 約1.5MW |
| 譲渡先・PPA事業者 | ＭＨＣユーティリティーイノベーション株式会社 | |
| 売電先 | エフピコ | |
*1 PPA(Power Purchase Agreement)：電力会社等のPPA事業者が需要家様の敷地や屋根などを借り受け、太陽光発電設備を設置し発電した電力を需要家様に販売する事業モデル。
*2 オンサイトPPA：需要家様の敷地内(屋根上や遊休地等)を活用し、太陽光発電所を設置して電力供給を行うサービス。
*3 オフサイトPPA：需要家様の敷地外の遠隔地に太陽光発電所を設置して、電力網を通して電力供給を行うサービス。